万葉集ゆかりの神社はどこ?「令和」に選出された大宰府・奈良・富山のスポットを紹介!

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こんにちは!ちはやです。

新元号「令和」が決定して、今ゆかりの土地がにわかに人気になっています!

令和が由来の大宰府だけでなく、万葉集ゆかりの土地も「聖地巡礼」として人気になっています!

関西など西日本が多いのですが、大宰府だけでなく、富山や奈良にもゆかりの地があるので、あわせてご紹介します。

元号に関する意味はこちら!
→ 令和の由来となった万葉集の現代語訳は?梅の歌32首の意味・作者・背景も解説!

 

坂本八幡宮(福岡県太宰府市)

令和は大宰府で開かれた「梅花宴」で詠まれた32首の序文が由来です。

この坂本八幡宮は宴会が開かれた大伴旅人邸があった土地なんですよ!

つまり、1300年前の人たちが宴会を開いた場所に1300年後の現代の人が訪れることができるんです。

ぜひ梅の時期に行ってみて、梅花宴の雰囲気を味わってみたいですねー。

 

 

現在は桜もきれいに咲いているようですよ。

周辺には万葉歌碑も点在しているので、合わせて散歩がてら探してみましょう!

住所 〒818-0133 福岡県太宰府市坂本3-14-23
アクセス 西鉄天神大牟田線 都府楼前駅から徒歩9分 
ホームページ https://yaokami.jp/1401938/

 

大宰府展示館と大宰府政庁跡 (福岡県太宰府市)

坂本八幡宮のすぐ近くの大宰府展示館では、梅花宴を博多人形で再現したジオラマが展示されています。

 

裏手には大宰府政庁跡があり、ここの発掘調査で出てきた出土品が公開されています。

ボランティアの解説員の方が史跡めぐりの案内をしてくださいます。

大宰府政庁跡も桜の名所のようです。

 

住所 〒818-0101 太宰府市観世音寺4-6-1
アクセス 西鉄都府楼前駅より徒歩15分
電話 092-922-7811 
入館料 無料
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、火曜日休館)・12/28~1/4
駐車場 有30台
開館時間 9:00~16:30
ホームページ https://www.kotodazaifu.net/pavilion

 

高岡万葉歴史館 (富山県高岡市)

高岡は万葉集を編纂した大伴家持が国守として5年間赴任した場所です。

こちらでは、実際に典拠となった万葉集の梅花の歌が書かれている部分の写本を見ることができます。

万葉集に関わる文献などもたくさん所蔵されていて、万葉集の研究者にとってはとても有名なところです。

館長さんも万葉集の研究者だそうで、時代装束を着てテレビのインタビューを受けてましたよ。

 

新元号決定で、現在特別展示が開催されています。

記念撮影コーナーでは新元号が書かれた額を掲げ、菅官房長官のように写真を撮ることができますよ。

今年はこのポーズ流行りそうですねー!

 

住所 〒933-0116 富山県高岡市伏木一宮1-11-11
アクセス JR氷見線 伏木駅からタクシーで5分
電話 0766-44-5511
入館料 一般…210円 中学生以下…無料 65歳以上…160円
休館日 火曜日(火曜日が祝休日の場合はその翌日)・年末年始
駐車場 無料(普通車54台・大型車6台)
開館時間 4月~10月 … 午前9時~午後6時
11月~3月 … 午前9時~午後5時
ホームページ https://www.manreki.com/

 

春日大社 (奈良県奈良市)

春日大社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春日大社は皇室にもゆかりがある神社ですが、万葉集にもゆかりがあり、春日大社の梅を詠った万葉歌もあります。

春日野に斎《いつ》く三諸の 梅の花 栄えてあり待て 帰りくるまで
訳:春日野に祀っている社の梅の花よ、咲き栄えて待っていてくれ。私が帰ってくるまで。
 
境内には「万葉植物園」があり、万葉集に詠まれた植物が自然のまま植えられていて楽しむことができます。
春日大社の社紋である藤の木が200本もあります!
 

 
 
子供の日と文化の日には、なんと奈良時代から伝承されてきた「萬葉雅楽会」が園内の浮舞台で奉納されます。
 

庭園喫茶では、万葉集にちなんだ万葉粥(1000円)や、万葉粥と柿の葉寿司に季節の葛餅がセットになった大和名物膳(1500円)も頂けますよ!

 

 

営業時間は10時~16時です。

 

住所 〒630-8212 奈良市春日野町160
アクセス JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から奈良交通バス(春日大社本殿行)約11~15分
ホームページ http://www.kasugataisha.or.jp/index.html

 

奈良県立万葉文化館 (奈良県高市郡)

 

万葉集には約4500首の歌が収められていますが、奈良を舞台に詠んだ歌が最も多いといわれていて、県内には万葉集ゆかりの景観や歌碑が多く残されています。

万葉文化館の展示室では万葉歌をパネルや音で体感できるのですが、古代の発音と現代の発音で比較して体感できるんですよ!

古代文化に関する図書が所蔵されている他、万葉歌を題材に描かれた「万葉日本画」の美術展も開催されています。

庭園には万葉歌碑が6基あるので、散策してみましょう!

ミュージアムショップや喫茶店もあります。

 

こんなイベントも開催されたりしています!

ちはや
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うわー、時代衣装見たいっ!!

 

さらにはこんなイベントも!

「天上の虹」といえば日本初の女帝、持統天皇のお話です!私も大好きな古典漫画。

ちはや
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百人一首にも「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」の歌が選ばれていることでも有名ですよね!

 

 

 

住所 〒634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥10
アクセス 近鉄橿原線 橿原神宮前駅よりバス 万葉文化館西口下車
電話 0744-54-1850
入館料

一般展示室・特別展示室は観覧無料

常設展は 一般…600円 学生…500円 小人…300円

休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示替日
駐車場 110台 開館日の9:00~18:00
開館時間 10:00~17:30(入館は17時まで)
ホームページ http://www.manyo.jp/

 

犬飼万葉記念館

また、奈良万葉文化館から徒歩10分のところにも犬飼万葉記念館があります。

こちらもいろいろな展示や、万葉集の講座が開かれていますよ。

飛鳥の棚田米を使ったオムライスやたまごかけごはんが食べられるカフェもあります。

入館料は無料!

 

和歌の浦 (和歌山県和歌山市)

 

名前からして和歌に由来する場所みたいですね!そもそも和歌山県ですが(笑)

万葉集でも読まれている古代からの美しい景観の土地で、国指定の名称になっているほどです。

神社や庭園、歌碑などが点在していて、しらすが有名です。

雑賀浦は日本のアマルフィと呼ばれ、夕陽が美しいですよ。

 

万葉集ゆかりの地はたくさんある!

今回ご紹介したのは一部ですが、他にも鳥取に万葉観があったり、鎌倉にも歌碑があります。

探せば意外と近くにあるかもしれませんね!

折りしも改元されるのはゴールデンウィークなので、ゆかりの土地に行ってみてはいかがでしょうか?

特に今は新元号で賑わっていますよ!

私は帰省する時に奈良万葉文化館に行ってみたいです!

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